リボン

リボンの 結び方


☆「包む」編
大きさの異なる箱を
重ねるときの包み方


「大きさの異なる箱を重ねるときの包み方」というのは、例えば、洋服と菓子のように「箱は別にした方がいいけれど包みはひとつにまとめたい」という場合に、箱を重ねて包む方法です。基本は「合わせ包み」ですので、分からない方は先にそちらの説明をご覧ください。

合わせ包み
(キャラメル包み)


「包むのは苦手!」という方におすすめです。ペーパーの大きさを決めるのが簡単で、箱をひっくり返すことが出来ない場合でも包むことが出来ます。合わせ目を斜めにしたり、プリーツを取るなど、応用の効く包み方です。

斜め包み
(回転包み)

お店のラッピングでよく見かける方法です。一見、難しそうに見えますが、慣れると手早く、きれいに包むことが出来ます。ただし、ペーパーの大きさを決めるのが難しいので、ペーパーの枚数に余裕のある時にトライしてみてください。箱を回転させて包むので、ひっくり返せないものには向きません。また、正方形の箱や高さのある箱は包みにくいので注意しましょう。

スクエア包み
(ふろしき包み)


ふろしき包みとも呼ばれるように、箱をペーパーの中心に斜めに置いて、4つの角からそれぞれのペーパーを立ち上げて包む方法です。ペーパーは、箱の角が2センチくらい隠れるような大きさの正方形にカットします。中身がひっくり返せないものや壊れやすい場合、あるいは高さのある箱の場合に便利な包み方です。

スクエア包みの応用
(タックを入れる)


包装紙の中心でタックを取って「のし」状のプリーツを作り、包み上がりのタテのアクセントにします。ヨコはリボンの1文字がけですっきりと。包装紙の大きさがポイントです。

絞り包み

不定形なものを包む時に便利な方法です。不織布や和紙など柔らかい包装紙を使ってふんわり包みましょう。絞り部分の大きさや位置はご自由にどうぞ。


☆「掛ける」編☆
十字がけ
(クロスがけ)

四角い箱にタテ・ヨコ十字を描くようにリボンを渡して、交わった部分で結ぶ方法です。そのまま蝶結びをしたり、あるいは堅結びをしてから別に作ったリボンボウを取り付ける方法もあります。フラワーパーツをあしらうととても豪華に仕上がります。

斜めがけ

四角い箱の角を利用して、リボンを斜めに渡していく方法です。正面から見ると、箱の角に三角を描くように、リボンが2本平行にかかっています。慣れると十字がけ(クロスがけ)より早くできます。箱の表裏ともにリボンが平行になるように注意しましょう。

V字がけ

箱に対し、Vの字に掛ける方法です。



リボン☆「結ぶ」編☆の 結び方
蝶結び

リボン結びの中でいちばん親しまれ、最も完成された形のものです。ベーシックでありながら、素材や幅で、様々な表情を見せてくれます。

ダブル蝶結び

蝶結びの応用です。蝶結びでは、片方のリボンで作った輪に、反対側のリボンを通して結わえますが、ダブル蝶結びの場合は、最初にリボンで輪を作る時に輪をもう2つ増やし、3つの輪を重ねて、その中心に反対側のリボンを通してゆわえます。

ダブルリボン

2種類のリボンを使用して2つの蝶結びを重ねる方法です。簡単なのに、見た目はハイテク。リボンの組み合わせにあなたのセンスを生かしましょう。

蝶結び
(表裏のあるリボンの場合)

プリントリボンのように、表裏のはっきりしたリボンで蝶結びをすると、片方の輪が裏になってしまいがちです。輪やタレ(足)が、全部表になるようにするためには、蝶結びの片方の輪に、反対側のリボンを2回巻いてから、通して結わえるという方法があります。


☆「紙袋」編
紙袋の口止め(1)

袋の口の折り返しも、ちょっとした工夫でガラリと印象が変わります。まっすぐに折り返したカドを斜めに折り返す方法は、シャツの襟にネクタイを結んだような仕上りに。

紙袋の口止め(2)


袋の口をまっすぐに折り返した後、斜めに深く折り込むと三角あたまの紙袋に変身。折り込み部分が多いので、中味を少なめに入れるのがコツです。



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